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今のままでいいならそこにいろ!俺は旅に出る!

「座右の銘メーカー」をやったら「今のままでいいならそこにいろ!俺は先に行く!」ってでたので、旅にでます!

自分探しの旅

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ハチミツとクローバーの竹本君に憧れて「自分探しの旅」をたまに開催する。

決して友達がいないわけではないが、たまに必要性を感じる。

一人旅の醍醐味は「自分探し」にあると思う。

私には悩み事が無い時に一人で旅立った経験は無いし、

そして開催時には大抵悲惨な失恋をしていることが多い。

 

自分探しの旅と言う名の一人旅は

一説では無意味だと言う意見もある。

 

理由は

1 自分は自分の中にいるから

2 目的が明確ではない

3 開放的気分で考えたことにロクな事はない

だそう。

 

しかし私は堂々と意義申し立てたい。

自分探しの旅にはかけがえのない意味があることを。

 

大体にして、地元や友達、親がいる地域では逃げ場や誘惑がたくさんある。私は決して逃げないし。誘惑になんて惑わされことが無い。1ミリも流されないし。人から影響を受ける事は皆無だ。という鉄人のように気高く、強靭な精神を持ってる人なら、だまって家で探していてもきっと自分はすぐにでも見つかるであろう。っていうかそんな確固たる精神を確立している人は、自分を見失うことなんてまず無い。

 

しかし、私みたいな軟弱な上、窮極のめんどくさがり屋。隙さえあれば逃げおおせ、誰かに甘えてやろうと企んでる根っからの寄生虫には、家にいても決して自分は見つからない。所詮、泣きべそかいて優しい友達に電話し、これでもかと言うくらい励ましてもらって自己満足にひたるくらい。またはソファーに寝っ転がりポテチ食ってふて寝(自分放棄)するくらいしかやれることがないだろう。

 

アホな私にとっては一人旅は貴重な自分を探せる時間である。

普段、旅先では食事の時ぐらいしか自己主張はしない。

行き先や予定などは友達が決めたことに便乗。

さも自分もそう思っていたかのように振る舞い

い〜ね〜

と言って賛同する。

それでいて、たどり着いた先では自分が発案者のごとくはしゃぐ。

 

当然だが一人旅だと行き先・泊まる宿・食事を全て自分で決めなければならない。

得意分野は食事の決定だけ。

 

やれるか自分。一日中ホテルから出ないのではと一瞬不安になる。

ここでやっと本来の自分の本質と向かい合うことができる。

 

先日、タイムリーに一人旅に出かけた。

期間は6泊7日。行き先は沖縄本島

 

自分を取り戻す為に7日間もの予定を組むほど、事態は深刻だった。

 

しかし自身の大きな心配を余所に自分探しの旅は有益な結果になった。

今回の旅ではたくさんの新しい自分を発見することができた。

 

・食いしん坊なのに一日2食しか食べなくて済む事

・旅行先でも9時間と言う長時間睡眠を大切にする事

・本当に行きたい場所は自然、海・山・島だけ

・私服はスポーツウエアーしか着ない。毎日ジム帰りの人

・一人では何もできないと思っていたが、ちゃっかり何でもできる

・どこにいっても知らないおじいちゃんおばあちゃんにやたら話しかけられる

・自分の人生のテーマはHigh&Lowである

 

7日間でこんだけの結果を生み出すことができた。十分な成果だ。

旅行先で1回も飲みに繰り出さなかったことも私にしてみれば大きな進歩。

 

また、High&Lowを実現したいが為に思わぬ事態にも遭遇した。

High&Lowとは私の生活のテーマ。本当に良いものだけに高い対価を払い、消耗的なもの、締めなければならない所はとことん安価を目指す。

今回のHighに選んだ宿は、島の先端に位置するオーシャンビューの小洒落たヴィラ。

すると思わぬ奇跡が、

ホテルは全部屋4室。その日の宿泊者はなんと私だけ。

フロントのお兄さんは夜9時から朝8時まで不在。

彼も一人私を僻地に残していく事に困惑し、微笑していた。

運転してきてわかったことだが、街からホテルまでの道のりは遠く周囲2キロ以内には墓しかない。一人になりたいとは言ったけど、、、言霊の威力を知る。

奮発した贅沢な部屋はドラゴンボールの試練と時の部屋に変わり、

換気扇や扉が強風のため激しい音を立てる。

素直に。怖い。

不安に怯えきり、また甘え腐った自分は暴挙に出た。

フロントのお兄さんをいきなりご飯に誘ったのだ。

当然のごとく必要以上に丁重に断られ、残念赤面。

お兄さんはイケメンだった。

意気消沈して車に乗り込み、離れたレストランでハンバーグを食べた。

懲りずにお土産にカレーをテイクアウトした。まだ下心が捨てきれない。

フロントに寄るとお兄さんは不在だった。

きっと並々ならぬ下心を察知し、居留守を決め込んだに違いない。

明日は朝カレー決定だ。

 

しかし、最終的にこの旅はすごく良い経験になったと思う。本当に色んな意味で。

要するに私みたいなダメ人間に、時には一人旅が必要だ。

恥・孤独・怠惰・適当さ加減を実感し、

自分の人生の責任は誰もとってくれないことを実感する。

途方も退く無謀に生きてきた人生と久しぶりに対面して。

私でさえこんな奴の責任は取りたくない。と本気で思う。

しかし全ては自業自得。

しっかり向き合ってはじめて見えてきた答えは、

自由は責任の上に成り立つと言う事。

どこまでも逃げて、逃げまくって、とうとう逃げ場がなくなったら

最後は自分と2人きり。どうにか折り合いをつけて共に歩むしかない。

 

 

 

お題「一人旅の楽しみ方」